こんばんは!
ReStylish天王寺 トレーナーの濵田です!
タンパク質の基礎代謝1に引き続きタンパク質の基礎代謝についてお話します。
タンパク質の構成
タンパク質は約20種類のアミノ酸でできています。
その中でも人の体内で作ることが出来ない必須アミノ酸が9種類あります。
①イソロイシン②ロイシン③メチオニン④バリン⑤リジン⑥フェニルアラニン⑦スレオニン⑧トリプトファン⑨ヒスチジン
以上が必須アミノ酸9種類です。
サプリメントにあるBCAAはバリン、ロイシン、イソロイシンで出来ていて、この3つのアミノ酸は筋肉を作っている必須アミノ酸の中で、約35%を占める非常に重要なアミノ酸です。筋肉で直接代謝されるため、運動時の筋肉にダイレクトに働き、
筋肉の合成を促す、筋持久力のアップ、集中力アップなどの働きがあるため、運動前にあらかじめ摂っておくとパフォーマンスアップにつながります。
DHAは必須アミノ酸の1つであるロイシンから体内で合成される成分であり、もともと体内に存在するものです。
では、なぜサプリメントで摂る必要があるのかというと、それはHMBを必要量作るためには到底食事だけでは間に合わないからです。
食事から摂取したロイシンは約5%しかHMBに変換されません。1gのHMBを作るには20gのロイシンが必要です。食事で補うということは現実的ではないので、サプリメントでの摂取が望ましいです。HMBは、筋肉分解の抑制、筋肉合成、筋肥大の効果が期待されウェイトトレーニングにとても重要な働きをする成分です。
プロテインにも種類があります。
①ホエイプロテイン
ホエイプロテインの特徴は、カゼインやソイといった他のプロテインに比べて吸収スピードが早い点です。
また、ホエイプロテインには体内合成できないため体外から摂取する必要のある必須アミノ酸「BCAA」が多く含まれているため、効率的に体や筋肉を大きくしたい方におすすめのプロテインです。
②カゼインプロテイン
カゼインプロテインは不溶性固形成分から作られるため、ゆっくりと体内で吸収されるという性質を持っています。吸収スピードが遅いだけでなく体内で固まりやすい性質を持っているため、腹持ちがよく満腹感が持続するのも特徴です。
またカゼインプロテインにはアミノ酸の一種である「グルタミン」が豊富に含まれています。
③ソイプロテイン
ソイプロテインは大豆由来の食物繊維を含んでいるため腹持ちがよく、満腹感を得ることができます。
また植物性たんぱく質であるため、ホエイやカゼインのように乳糖が原因でお腹を下すこともありません。乳製品が苦手な人にもおすすめできるプロテインで、ホエイプロテインやカゼインプロテインと比べてリーズナブルな価格帯の商品が多いのも特徴です。
タブレットタイプなども発売されており、サプリメント感覚で摂取できる商品もあります。