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最近「動的ストレッチ」という言葉を多く目にするようになりましたが、みなさんご存知でしょうか?「運動前に必ずアキレス腱伸ばしをしている」という方がいらっしゃるかもしれませんが、もしかするとアキレス腱伸ばしは準備運動として適切ではないかもしれません。今回は動的ストレッチの基本的な知識と、筋トレやランニング前におすすめの動的ストレッチの方法をご紹介します。
動的ストレッチとは
ストレッチの種類には、「静的ストレッチ(スタティック・ストレッチ)」と「動的ストレッチ(ダイナミック・ストレッチ)」があります。
静的ストレッチとは、動きがない状態で筋肉を伸ばすストレッチ方法です。先ほどのアキレス腱伸ばしなど、同じ姿勢をとって一定時間その姿勢をキープするようなものが静的ストレッチです。
一方、動的ストレッチとは、動きながら筋肉をストレッチする方法です。サッカー選手が試合前に行っているブラジル体操などが動的ストレッチになります。
動的ストレッチには静的ストレッチにないメリットがあります。
心拍数を向上させ、体の準備に最適
静的ストレッチでは筋肉の伸びは高まりますが、じっとしているため体が冷えてしまう場合があります。動的ストレッチでは体を動かしながら筋肉を伸ばすことによって、心拍数が上昇して体温も上がり、運動前の準備に最適な状態を作り出します。
これから行う運動に近い動きで筋肉を動かせる
運動は一定の動作ではなく、さまざまな動作を組み合わることから、その動きに近い状態でストレッチを行うことが効果的です。動的ストレッチは実際の動きに近い動作によって筋肉を伸ばすため、運動前に行うことで、その後に行う運動のパフォーマンス向上に役立ちます。
柔軟性にも静的柔軟性(動いていない時の柔軟性)と動的柔軟性(動いている時の柔軟性)があります。動的柔軟性は体の動きやすさのことでもありますから、運動前は実際に体を動かしながら柔軟性を高める動的ストレッチの方が効果的といわれています。
筋トレとストレッチ、それぞれのメリットについて
筋トレ前におすすめの動的ストレッチ
筋トレ前は、柔軟性を高めるだけでなく心拍数も適度に上げるため、少し強度の高い動的ストレッチを行うと良いでしょう。